MEMO

スパコミ&FST行ってきました。

  • 2014/05/09 01:01

スパコミ行ってきました。ご参加された方お疲れ様でした!
サークルにお立ち寄り頂いた方ありがとうございました。
差し入れとか感想とかすみませんほんとすみません美味しかったです嬉しかったです!!

新刊の通販取扱開始しました。
書店さんでの取り扱いも開始されたみたいです。

奇跡』完売しました。と思ったら押入れの中から数冊出てきました…。
ので、こっそり通販分補充しました。すみませんすみません。
3冊目を出す前に完売すると思ってなくて…いつか文庫で出したいですがA5でいいから寄越せよって方はカートからご連絡いただければ嬉しいです。

あと春コミで発行したコピ本再販したやつがちょっとだけ手元にありますのでそれも補充しました。
ご要望の方は同じくカートからご連絡下さい。

GWに開催されたFinal Symphony Tokyoに行ってきました。
FFの曲をオーケストラで交響曲的にコンサートするよなアレです。
このサイトは検索避けしてるので多少腐った感想になっても大丈夫だと思うんですが、腐った感想になると思います申し訳ありません。

読んでみようという方は続きからどうぞ。

 

もうねーーーーーーーー!!!!!!!!

FF系のコンサートは初めてだったんですが、ホントやばかったです。本当にやばかったです。
いまでこそヤバいとかテンション高めに言えますけど終わった当初は椅子から立ち上がることもできなかったです。
いや、拍手しすぎて肩を痛めて脇目もふらずにスタンディングオベーションしたから実際は立てたんですけど。
その後椅子に崩れ落ちて回復するのに大分時間がかかってしまいました。

内容的には、VIとXとVIIのサントラをオーケストラで演奏するにあたって編集して、交響曲にしていて、VIはティナが成長するまでのストーリー仕立てになってて、Xはザナルカンドとか襲撃してくのとか祈りの歌とかのピアノ・コンチェルトになってて、どちらもすばらしかったんですが、とりあえずここではそれはそれで置いておくとして、問題はVIIなんですよ。

って書き始めようと思うんですけど、一回しか聞いてないし頭パニクってたしでちゃんと覚えてないところもあるんでそのへんはごめんなさい。
あと自分で書いててよくわからない部分ばかりなのでちゃんと説明できなくてごめんなさい。

VIIだけで40分ほどの交響曲(3楽章)で、最初に植松さんがVIIについて語ってくださって、からの3楽章がもう、たまらなくてですね。
第一楽章は「ニブルヘイム事件」ということで、最初っからクライマックスです。
神羅屋敷で良く聞く「星に選ばれし者」が流れてくるんですよ。
ドーンドーンドーンってやつです。
もうなんか事件起こる気がすげーするんですよ。これからなんか良くないことが起こる感じなんですよ。
じわじわと不安定にならされていってそこからの「J・E・N・O・V・A」がかっこいいんだまたこれが。
合間合間にヴァイオリンが「チャ↑チャ↑チャ↓!」って、「片翼の天使」の「セ↑フィ↑ロス↓!」の部分をいれてくるから、オーケストラで片翼弾くとこうなるんですねえへへとかニヤニヤしてたら、急になんか雲行きがあやしくなってきて、じわじわみんなが奴を呼び始めるんです。
第一ヴァイオリンが、第二ヴァイオリンが、コントラバスが、チェロが、管楽もみんな奴を呼び始めて、しまいには打楽器の方まで奴のリズムを刻み始めて、全員で「チャ↑チャ↑チャ↓!」ってやるのが、本気で「セ↑フィ↑ロス↓!」に聞こえ始めてくるんですよ。
音楽だけだしそのシーンで流れてる曲と違うはずなのになぜかゲームの画面ていうかセフィロスが母さんに逢ってにっこりしてるところが見えてきて、いつの間にかクラウドがバスターソードもって後ろにいるのがわかるんですね。
なんなんですかねあれホント意味がわからないんですけどホントあれはニブルヘイム事件でした。

ここまでだったら「編曲した人セフィロス大好きな!」で終われたんですよ。
問題は2以降ですよ。

第二楽章のテーマが「花火に消された言葉」。
もう第二楽章になったらしょっぱなからゴールドソーサーのゴンドラが見えるようになってきて、私もすっかり慣れてきたなーと思ってたら、この「花火に消された言葉」がまた切なくて、途中からエアリスのテーマとかティファのテーマとかメインテーマとかが入り込んできて、エアリスとティファとクラウドのあの付かず離れずどっちつかずの微妙な関係を思い出して胸がツンと痛んできた頃に、急に花火があがったんです。
ヒューって多分管楽の音がして、パァンってはじけて、きらきらきらって火花が舞って夜に溶けていくのが聞こえてくるわけです。
それも1個や2個じゃなくて、本当に花火がいっぱい上がってきて、ああ、「花火に消された言葉」っていうのは、本当に花火に消されてたんだな、エアリスの「私、あなたを探してる」とか「あなたにあいたい」とかも、もしかしたらクラウドは聞こえてて意味がわかってなかったんじゃなくて、本当に聞こえてなかっただけなのかもしれないとか思い始めた頃、なんだか雲行きが怪しくなってくるんです。
「花火に消された言葉」がどんどん変調して、なんだかどんどん不安定になっていきます。
あれ、この感じ前にもあったぞ、ついさっきの第一楽章がこんな感じで不安定だったぞ、まさか、でも、まさかね…と思ってる内に、第一ヴァイオリンが切ない声で叫び始めて、第二ヴァイオリンは奴のことを呼び始めて、なんとなくっていうか多分絶対エアリスが古代種の都で一生懸命祈ってる姿が見えるのに、そこにどんどん奴が近寄ってきて、やめろ、やめて、お願いこないでって思ってる目の前で、降りてきやがったんですよ奴が…。
こう、今までノリノリで第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンをひっぱってきた指揮者が、コンッと肘を上げた瞬間、奴がシュタッて降りてきて、音楽がピタリと止んで。
第一ヴァイオリンが掻き消えそうな音で、キィキィとエアリスを歌ってて、それを聞いてた私はどうしたらいい?この痛みをどうしたらいい!?指先がチリチリする。口の中はカラカラだ。目の奥が熱いんだ!ですよ。
からのエアリスのテーマで来るとおもいきや、ここで終わりかよ!!!!!!!!!!っていう。
エアリス死んじゃったよ!?ここで終わりなの!?ドーーーーンって絶望が襲ってきて、もう息すらできないでいる頃に、第三楽章の始まりです。

第三楽章のテーマは「星の危機」。
もうまたしょっぱなからクライマックスです。
神羅ビルにウエポンが迫ってて、みんなでそれをやっつけて、ナナキのテーマが聞こえてきて、ああ、ナナキ本当に成長したねって涙を誘ってくるんですよ。
ナナキのテーマのちょっとオリエンタルな感じをチェロとかコントラバスのボディを叩いて表現されるとは思ってなかったです。
後からパーカッションに移行したけど、まさかそこで表現されるとは。
そうして成長していったメンバーが北の大空洞へ向かって、最後の対決、そしてみんなで急いでミッドガルに向かうんだけど、そこにはもうメテオが襲ってきていて、うわーーーーってなったところに、くるんですよ、至る所から、ライフストリームが。
ヴァイオリンがライフストリームの柔らかな音を奏でて、キラキラ輝く光が満遍なく星を包んで、あのEDのふわーっとなる感じを表現してくれて、最後には暗闇の中に浮かび上がる彼女の姿まで見えてきちゃうんです。
なにこれオーケストラだよね曲聞いてるだけなのにどうしてこんななっちゃうのかわたしにはわけがわかりませんでした。
終わったことすら認識できずに泣きじゃくりながら両手が痺れるほど拍手喝采してました。

そうしてアンコールがですね、コンティニューしますか?って聞いてくるんですよ。
コンティニューするする!ってなった後の「不安な心」。
お前ええええええええええここで「不安な心」入れんのかよぉおおおおおおおおおおおって私は思わず頭を抱えました。

続いてのバトルメドレーは、妖星乱舞とかXのバトル曲も入ってるのにこれまたVIIの強さよ。
いや私の耳が自然とVIIを探しちゃうのかもしれないですが。

最終的にどうだったかっていうと、編曲したヨンネさん絶対セフィロス好きだ。
結局第一楽章から第三楽章まで全部セフィロス出てきた。
あの人めちゃめちゃVIIのことわかっている。
ホントよくご存知でいらっしゃる。ありがとうありがとうヨンネさん本当にありがとう。
それと指揮してたシュティーアさんノリノリすぎ。そんなに花火出さなくていいだろってくらい出してた。
東京フィルのおちゃめなコンマスも第二ヴァイオリンの首席奏者も大好き。
気づいたら人生初スタンディングオベーションしてました。
ホントよかった。本当に最高だった。
CD化されたら間違いなく買います。
てゆーかVII好きな人には買って欲しい聞いて欲しい。
これまで私がよくわからない感想だかなんだかわかんないものをつらつらと書いてきましたけどんなこたぁどうでもいいからとりあえず聞いてみてください。
絶対やばいから。本気でヤバいから。

FINAL SYMPHONY TOKYOはそんな感じでした。
今もまだ興奮さめやらぬ感じです。
きっと全部ヨンネのせい。あとシュティーア。あとこのコンサートを企画したトーマスと全ての曲を作ってくれた植松さん。
全てに感謝と愛がとどまることを知りません。
行けてよかった。大好き。満足。

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