イラストを描いていただくことについて
- 2018/12/12 22:25
ambrosiaで発行している同人誌には、絵師様にイラストをご提供いただいているものがあります。
その際の対応について、これまで至らない点がありましたので自分の気持ちを整理し、今後このようなことのおこらないようにするために以下にまとめておきます。
どこまで書けばいいのかわからないので全部書くことになると思います。
お見苦しい部分が多いかと思いますがご了承ください。
ambrosiaで発行している同人誌には、絵師様にイラストをご提供いただいているものがあります。
以前はみも吉自身が描いたイラストも利用していましたが、2012年以降は自分で描くことはやめました。
そもそもサイト開設当時、表紙への苦手意識から書籍での発行に不安を感じておりましたが、「イラストが苦手なら人に描いてもらう方法がありますよ」とご紹介いただいたことで、書籍の発行を決意いたしました。
現在では自分で表紙を作成できるようになんとか成長してきたつもりですが、同人サークルとして始めた当初の同人誌は本当に拙いものでした。
サイト開設以降、様々な匿名者からのメッセージを頂いて参りました。
激励のお言葉、ありがたいお言葉もありましたが、多くは誹謗中傷の内容でした。
中でも、イラストについては下記のようなものがありました。
- 下手くそな絵を描くな
- 絵師にすり寄るな
上記のような内容が週に何度も届くことがありました。
下手くそな絵を描くなというのは、事実私は絵が上手くはなかったのでその通りだと思い、けれど自分の好きな二次創作までやめるつもりはなかったため、字の方で邁進していくことに決めました。
結果、本を出すにしてもデザイン表紙にするかイラストをどなたかにお願いすることに致しました。
デザイン表紙に統一すればどなたにも迷惑にならないのではないか、絵師様へのすりよりと思われることは避けられるのではないか思いましたが、自分では描けないけれどイメージはしているもの表現していただける感動と喜び、感謝はとめどなく、理想通りの同人誌を制作するため、事情をご存知でご協力を承諾してくださったジャンル内の友人にご助力いただくことと致しました。
ジャンル内の友人に描いていただいたところ、上記に加えて
- ○○さん(絵描き)と仲良くするな
- お前の文がつくと○○さんの価値が下がる
などのメッセージが届くようになったため、相手方にご迷惑になることは避けたいと考え、ジャンル内の友達にお願いするのをやめました。
それ以降、イラストを人に描いていただく時には、
- 相手は気心知れた友人であること
- 上記のようなメッセージが届けられていることを正直にお知らせすること
- 相手にもその影響があるかもしれないことを伝えること
- 私からのなんらかの労働または対価となる貢献を提供すること
と致しました。
そういった経緯がありながらこれまで何冊も同人誌を発行して参りましたが、常に自分の活動でどなたかに迷惑をかけるのではないかという不安と、またこれ以上迷惑をかけてはならないという気持ちがありました。
特に、自分が表紙絵を描いていただいている大切な友達に迷惑をかけることは絶対にあってはならないと考えていました。
2013年以降にイラストをご提供いただいた絵師様においては、どなたも同ジャンル者ではなく、他のジャンルや業界でご活躍されていらっしゃる方(もちろんFF7はプレイ済でご理解のある方々ですが)でしたので、別のジャンルの作品を描いていただくことで絵師様の負担となることは重々承知で、常に申し訳ない気持ちでおりました。
そういった申し訳無さを払拭できるだけの関係性を構築し、創作物またその創作活動への謝礼を都度行うことで貸し借りを精算して参りましたが、謝礼では補えないほど有り難いことだと考えています。
私と関わることによって攻撃される可能性があることから、自分が親しくしている人が誰だかわからないようにしようとしていた自覚はあります。
しかし、せっかく人様に描いていただいた素晴らしい作品ですから、その方への感謝の気持ちと当然の著作権の表示のため、どなたに描いていただいたのか、その方の連絡先の表示は奥付やpixiv上の告知記事上で行うようにしておりました。
こちらについては奥付を前の本からコピペして作成していたなどの理由で失念していたこともあり、徹底できていたとは言えません。謹んでお詫び申し上げます。
また、描いていただいた喜びと興奮から描いていただいたことを手放しで喜ぶ発言、自慢にも受け取れる表現をしてしまっていたこともありました。
その際はその言動が鬱陶しい、うざったい、痛いと評価されることも当然であろうと思います。
そうならないように配慮した結果、一層告知が消極的になったこともありました。
ambrosia発行物・サイトにイラストが掲載されている際、そのイラストの著者がみも吉でないことは既に周知できただろうという判断もあり、イラストを使用させていただく度の告知が徹底できていなかったことにより、ambrosia発行物・サイトに掲載されているイラストがみも吉が描いたものではないかという誤解、また、著者である絵師様やその作品への謝意が不足しているという誤解を与えかねない状況を招きましたことを深くお詫び申し上げます。
絵師様方とはそれぞれ現在も良好な関係を築いており、イラストを受け取る際には必ず制作物と謝礼の交換を行い、また利用させていただく範囲のすり合わせは常に行っております。
それに加えて、今後はイラストを利用させていただく者として絵師様方のご紹介を徹底するなど、一層の配慮を行って参りたいと存じます。
私が描いていただいたイラストは、どれも私と絵師様との個人的な交流を前提として、条件や対価をご了承頂いた上で描いていただいたものです。
絵師様への新たなご依頼を保証できるものではありません。
ご感想などは絵師様へぜひお伝えください。
ご不満については私がすべてお引き受け致します。
私の活動についてなんらかのご不満がお有りの方は、私個人へのご連絡をお願いいたします。
私個人への不満が原因で絵師様へご迷惑をおかけする行為はおやめください。
絵師様と私の個人的な交流についてはどなたにも妨げられるものではありません。
以上、お見苦しい内容で大変恐縮ですが、今後共どうぞよろしくお願いいたします。